アルゼンチンのエースFWメッシ(パリ・サンジェルマン)が、史上最多に並ぶ5度目のW杯で悲願の頂点を目指す。

06年大会でW杯デビューを果たし、過去4大会で19試合に出場(6得点)。アルゼンチン最多の英雄マラドーナに2試合で肩を並べ、勝ち進めば、元ドイツ代表のマテウスが持つ25試合の歴代最多記録を更新する可能性もある。

35歳となったメッシとって「間違いなく最後のW杯」。昨年は南米選手権で4得点5アシストと活躍し、これまで縁がなかったA代表の国際主要タイトルを獲得した。かつてのチームはメッシ頼みの傾向があったが、今大会はスカロニ監督の下、チームとしての戦いも洗練され、国際Aマッチで36戦無敗を継続中。格下のサウジアラビアとの初戦に快勝してさらに勢いに乗りたい。

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