日本代表MF久保建英(19)が来季、ベティスに期限付き移籍する可能性があるとスペイン紙ムンド・デポルティボが22日に報じている。

同紙はスペインのラジオ局オンダ・セロの情報を基に「久保には新たなクラブでさらなる成長をし続ける必要があり、ベティスを選択する可能性がある」と伝えている。

レアル・マドリードやビリャレアル、マラガ、マンチェスター・シティーで指揮を執ったマヌエル・ペジェグリーニ氏を新監督に迎えたばかりのベティスは来季、攻撃を活性化できる選手を必要としており、久保の今季の動向やパフォーマンスをしっかりと追い続けていたとのことだ。

久保のスペイン初挑戦となったマジョルカでの今季のスペイン1部リーグ成績は、35試合(先発23試合)、2309分間出場、4得点4アシスト。特にリーグ戦再開後はチームの攻撃を引っ張ったものの、マジョルカは最終的に19位で2部降格が決定している。Rマドリードとの契約は2024年6月30日までとあと4年残っている。(高橋智行通信員)