スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(41=ACミラン)が、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会で優勝したアルゼンチン代表の選手たち批判した。

アルゼンチンはPK戦の末にフランスを下し、1986年以来となるW杯制覇を達成した。

決勝戦の後、アルゼンチンの選手たちはロッカー室でフランスのエース、エムバペをあざ笑っているところを撮影された。またGKエミリアノ・マルティネスはエムバペの顔写真を貼った赤ちゃん人形を持って優勝パレードに参加した。

イブラヒモビッチは25日、フランスメディアの取材に応じ「悪い行いをした」選手たちはキャプテンのリオネル・メッシほどは人々の記憶には残らないだろうと語った。

「メッシは史上最高の選手だと考えられているし、オレは彼が優勝すると確信していた。そして将来的にはエムバペもW杯で優勝するだろうね」とイブラヒモビッチ。

その上で「彼(メッシ)のことは心配していない。アルゼンチンの他の選手たちが心配なんだ。メッシはすべてを手に入れ、人々の記憶に残るだろう。だが他の選手たちはこれ以上、何かを勝ち取ることはない。メッシはすべてを勝ち取って記憶に残るが、ひどい振る舞いをした他の選手たちは尊敬すらされないだろう」などと話した。