【サンセバスチャン(スペイン)=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(22)の所属するレアル・ソシエダードが、3連勝で1次リーグ突破を果たした。2003-04年シーズン以来、20年ぶりの16強入りとなった。

ベンフィカ(ポルトガル)に3-1と快勝し、3勝1分け。勝ち点を10に伸ばした。その後の試合でインテルミラノ(イタリア)がアウェーでザルツブルク(オーストリア)を1-0と下し、この2チームが2試合を残して16強入りした。

Rソシエダードはホームサポーターの声援を背に、立ち上がりからエンジン全開だった。久保はいつもの3トップ、右ウイングで先発出場した。

前半6分、右サイドのゴールライン際で久保が3人を引きつけてバレネチェアへパス。そこを起点にクロスが入り、最後は最後はアイエンのシュート性のクロスをメリーノが頭で押し込み、先制点を挙げた。

続く11分。オヤルサバルが相手バックパス狙い通りかっさらい、ドリブルで持ち込んでゴール。

そして21分には久保が右サイドからドリブルでカットイン。このプレーを起点に、素早く中央へつないだボールから左サイドへ展開。パスを受けたバレネチェアがDFをかわし、右足で豪快に対角へ蹴り込んだ。

前半27分にはオヤルサバルがPKを獲得。メンデスがキッカーを務めたが、シュートはゴールポストをたたき、4点目はならなかった。

一方的な展開となりそうだったが、後半4分にベンフィカFWラファ・シルバに1点を返された。今大会2失点目となったが、その後は落ち着いた試合運びで時間をそのまま進め、勝利をつかんだ。

久保は後半25分にお役御免とばかりに余裕を持って交代。今季は継続的に好プレーを披露しており、この日も2点に絡む活躍。自らのゴールはなくても好機を演出するドリブルと左足キックは、欧州最高峰の舞台で輝きを増している。