アトレチコ・マドリード(スペイン)が2季ぶりの準々決勝進出を決めた。ホームのインテル・ミラノ(イタリア)戦は2-1で、2戦合計2-2となって延長でも決着せず、PK戦を3-2で制した。
試合はセリエAで首位を快走するインテルが速い攻めで先制。前半33分、左サイドを2本のダイレクトパスで切り崩し、MFバレッラの折り返しに最後はDFディマルコが右足で決めた。26歳DFのCL初ゴールで2戦合計2-0とリードを広げた。
だが、その2分後にホームのAマドリードが反撃。FWグリーズマンがペナルティーエリア内でのこぼれ球に反応し、反転から左足で蹴り込んだ。エースの今大会6点目で2戦合計で再び1点差となった。
神出鬼没の32歳フランス代表アタッカーは守備でも奮闘。後半5分には自陣ペナルティーエリア手前まで戻り、相手のシュートをスライディングでブロックした。その2分後には右サイドからのグラウンダーのクロスにフリーで走り込み、右足でシュートを放った。これはGKゾマーに防がれた。
過去最多6万9196人で埋まったホームの後押しを受け、Aマドリードが攻勢を強める。後半42分、途中出場のFWメンフィス・デパイがMFコケの縦パスを受けて右足で蹴り込み、2戦合計2-2として延長戦に突入した。
延長前半10分には「珍事」。ポジション争いの際に、インテルのFWテュラムがAマドリードのDFサビッチの股間を左手でギュッとつかみ、サビッチは苦痛に顔をゆがめてピッチに倒れ込んだ。ただ、その後はお互い笑顔で仲直り。何事もなかったかのように試合は続いた。
意地と意地がぶつかりあった一戦は120分間で決着がつかず、PK戦に突入。AマドリードがGKオブラクの2本のセーブもあって3-2で制した。

