U-20女子ワールドカップ(W杯)で2大会連続の準優勝に貢献した20歳、MF大山愛笑(あえむ=早稲田大)がイングランド女子スーパーリーグのマンチェスター・シティーに移籍する。現地時間18日正午(日本時間午後7時)に発表された。契約は2027年夏まで。視野が広く、長短自在のパスで意表を突くヤングなでしこ中盤の要。在学中では異例となる欧州ダイレクト挑戦を決断した。
公式サイトやX(旧ツイッター)で大山は、次の通り抱負を語った。
「シティーファンの皆さん、こんにちは。アエムです。このチームに来られてうれしいです。早くみんなにプレーを見てもらえるように頑張ります」
背番号30のユニホームを手にした写真や、着用して両手でハートマークを作ったショットなどで「みんなを笑顔にできるようになりたい」と喜びを表現した。
大山は飛び級で出場した22年のU-20W杯では全6試合に出場し、昨年の同大会も全7試合で攻守をつかさどった。マンCには、A代表なでしこジャパンのGK山下杏也加、DF清水梨紗、MFの長谷川唯と藤野あおばが在籍しており、大山が5人目となる。
2004年(平16)9月19日、東京都大田区で生まれて3歳でサッカーを始めた。バディフットボールクラブ→大森FC→日テレ・メニーナ→日テレ・東京ヴェルディメニーナ→早稲田大とステップアップしてきた。先輩たちと同じ日テレ東京Vの下部組織から、世界屈指のマンCへ羽ばたいた。
158センチ、53キロ。利き足は右。高校時代に飛び級でWEリーグデビューを果たしており、早大ア式蹴球部(サッカー部)でも1年からレギュラーを張ってきた。世代別代表でも不動のボランチとして世界から注目されていた。移籍のため退部はする一方、中退はせず、大学には籍を残して挑戦を続ける。

