[ 2014年2月10日1時8分 ]公式練習で話し込む(左から)酒井裕唯、伊藤亜由子、清水小百合、菊池萌水(共同)

 10日に競技初日を迎えるスピードスケート・ショートトラックの日本代表は9日、本番会場で約1時間の調整を行った。

 女子3000メートルリレー予選に出場する酒井裕唯(日本再生推進機構)は「日本のチームらしく、どれだけできるか。力を合わせれば突破できる」と決勝進出に向けて意気込みを語った。

 組み合わせが決まり、日本は中国、オランダ、イタリアと同じ予選2組で、4コースでのスタートとなった。スタートを担う予定の伊藤亜由子(トヨタ自動車)は「一番嫌なコース。どのタイミングで抜いていくか、パターンをしっかり確認したい」と警戒した。

 同じく10日に行われる男子1500メートルに出場する坂爪亮介(タカショー)は「やり残したことはない。あとは気持ちの勝負」と本番を見据えた。