男子100メートル、200メートルで五輪3連覇のウサイン・ボルト(ジャマイカ)は150メートルで15秒28の1位となり、男女混合400メートルリレーでも1位に貢献。率いる「ボルトオールスターズ」が獲得ポイントで優勝も飾った。「本当に楽しかった。素晴らしかった」と繰り返した。

 表彰式ではシャンパンを飲んではしゃぎ、写真を撮り合った。非五輪種目やパラリンピックの種目も取り入れ日本、中国など6チームが参加した新規イベント。スーパースターは満員の競技場で「うまくいったのがとてもうれしい。陸上界全体に貢献すると思う」と笑みが絶えなかった。

 150メートルで6位の谷口耕太郎(中大)は「貴重な経験。結果よりもいいものが得られた」と、ボルトと何度も競った大会を終えて笑顔。ハードルの混合リレーで1位となった矢沢航(デサント)は「世界の運動会みたい。楽しめた」と語った。