来年1月2、3日の東京箱根間往復大学駅伝に出場する23チームの区間エントリーが29日、発表された。

東海大は5区に「山の神」候補を配した。両角監督が期待するのは2年生の西田。3月の全日本学生ハーフ3位の実力者は、九州学院卒業時に恩師に「必ず5区を走ります」と宣言するほど思い入れが強いという。161センチと小柄で、同監督も「神野君に似ている。小さくて軽い」と「3代目山の神」神野大地(青学大出、現セルソース)の名前を挙げ適性を見込む。打倒青学大の青写真には、往路優勝は絶対条件とみており、主力を投入する1区からの流れを芦ノ湖まで継続させ、悲願の初優勝を狙う。