2年連続14度目の優勝飾った駒大の大八木弘明監督がレース直後、「ベストメンバーではなかったが、よく走ってくれた。選手たちを褒めたい」と喜びを語った。田沢廉(3年=青森山田)、唐沢拓海(2年=花咲徳栄)とともに3本柱を構成する鈴木芽吹(2年=佐久長聖)が9月に故障。10月の出雲駅伝に続き、今大会もメンバーから外れた中で、強さを見せつけた。

3区を終わり11位とシード圏外に一時は去ったが、「(4区の)赤星らが、よく諦めずに頑張ってつないでくれた」。エース田沢廉が控える7区(17・6キロ)を前に、6位に浮上してタスキをつなげたことが勝因だとした。「6、7、8区では絶対に前に行くとミーティングで話していた」と大八木監督が言うように、最後は逆転で2連覇につなげた。