男子110メートル障害決勝で東京五輪代表の泉谷駿介(住友電工)が連覇を果たし、世界選手権(7月、米オレゴン州)の代表に内定した。13秒21(向かい風1・2メートル)で制した。

今大会は故障明けのレースだった。3月に行われた日本室内選手権60メートル障害で、左足首を捻挫。4月の織田記念(広島)は予選を走ったものの決勝を棄権、5月のGGPは欠場と回復に専念した。前日の予選、準決勝を終えた段階では「思った以上に中盤以降が安定していた」と振り返っていた。

予選で世界選手権の参加標準記録(13秒32)を突破した村竹ラシッド(順大3年)は、13秒31で2位だった。同じく世界選手権の代表に内定した。