女子100メートル障害予選で5大会出場のアン・ザグレ(32=ベルギー)が、たった1人でレースを走る珍事が起きた。

予選1組で先頭を独走していた前回王者アリ(米国)が、10台目のハードルを倒して転倒。隣のレーンを走ったザグレのハードルも一緒に倒された。倒れたハードルの上を跳躍してゴールしたザグレは、13秒25のタイムで5着。着順での準決勝進出を逃し、タイムでの予選突破も厳しい状況だったが、レース後にアリの転倒の影響を受けたとして、救済レースが決まった。

ザグレの自己ベストタイムは12秒71。13秒以内で走れば予選突破は確実だったが、1人で再レースに臨んだザグレは、スタートから快調に飛ばしたものの、最後の10台目のハードルにひざをぶつけて転倒。そのまま転がりながらゴールした。結局、タイムは14秒09で予選突破はならなかったが、会場から彼女に大きな拍手が送られた。

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