千葉県出身者がワンツースリーでフィニッシュし、表彰台を独占した。3人全員が8月のFISUワールドユニバーシティゲームズ(中国)代表に内定した。
優勝を飾ったのは駒澤大・篠原倖太朗(2年=富里)。17キロ地点から独走態勢に入り、1時間2分16秒でゴールテープを切った。男子ハーフマラソンの日本人学生新記録(1時間0分11分)を樹立した2月5日の香川丸亀国際ハーフマラソンに続き、2戦連続で好走した。
2位には、1時間2分29秒で中央学院大・吉田礼志(2年=拓大紅陵)が入った。丸亀ハーフでも学生2位につけており、またも篠原と優勝争いを繰り広げた。
3位は1時間2分43秒で法政大・松永伶(3年=専大松戸)。1月の箱根駅伝で1区3位と好走した勢いに乗り、ライバルがひしめく同レースでも結果を示した。
同郷のランナーがそろって結果を残したことを受け、3位の松永は「魔境と言われている千葉は、すごくレベルが高い」と苦笑いを浮かべつつ、「レベルの高い千葉県だからこそ、自分自身は成長できたと思う」とさわやかな表情で胸を張った。
◆上位10人の結果(速報値)
〈1〉篠原倖太朗(駒澤大) 1時間2分16秒
〈2〉吉田礼志(中央学院大) 1時間2分29秒
〈3〉松永伶(法政大) 1時間2分43秒
〈4〉並木寧音(東京農業大) 1時間2分48秒
〈5〉小暮栄輝(創価大) 1時間2分55秒
〈6〉武田和馬(法政大) 1時間2分57秒
〈7〉野沢悠真(創価大) 1時間2分58秒
〈8〉村松敬哲(東京国際大) 1時間2分59秒
〈9〉平林清澄(国学院大) 1時間3分2秒
〈10〉佐藤一世(青山学院大) 1時間3分5秒