日本実業団陸上競技連合は6日、9月22~24日に岐阜で開催された全日本実業団対抗選手権において、男子の投てき種目に出場した選手1人が虚偽の記録でエントリー申請をしていたと発表した。また、その選手を含め、4人が出場資格を保有していないまま出場していたことも報告した。
同連合は大会直後、関係者から寄せられた情報提供をもとに資格記録を確認。男子選手1人が実際には出場していない競技会の結果記録をもとに虚偽のエントリー申請をしていたことが判明した。同連合は当該選手に対し、同大会のエントリーの抹消と今後の実業団大会への暫定的な出場資格停止処分を下した。なお、正式な処分は別途協議の上で判断するという。
また、その選手以外にも、5人が出場資格を保有していないままエントリーしていた。そのうち2人はチームスタッフなどが気付いたため欠場したものの、3人はそのまま大会に出場したという。同連合の担当者は「連合側のチェックが不十分だった。本来はチェックしなければならなかったが、スルーしてしまった」と話し、資格審査の不備に原因があるため、当該選手たちの記録を認めると説明した。
この一連の事態を受け、同連合はホームページ上で「(お詫びとお知らせ)第71回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 資格審査の不備と今後の対応について」と題した文書を公開。「一部連盟での資格審査が機能しておらず、資格記録や要件についての詳細な確認を怠っていた」と説明し、再発防止へ「各地域実業団連盟ならびに当連合における資格審査体制の再構築とともにWebエントリーシステムの見直し等を行い、申請時ならびに審査時に、改めて、自動も含む多重のチェックを行うことで再発防止を図ってまいります」とした。

