武豊

第35回有馬記念はオグリキャップの引退レースでもあった。〝奇跡の優勝〟に17万観衆からオグリコールが沸き起こった。鞍上は武豊
第35回有馬記念はオグリキャップの引退レースでもあった。〝奇跡の優勝〟に17万観衆からオグリコールが沸き起こった。鞍上は武豊

時代を築いた名馬3頭の引退レースすべて優勝で飾った。競馬の祭典、日本中が注目する有馬記念で、ラストランを花道として贈った天才ジョッキー武豊。まずは1990年オグリキャップ。地方競馬から中央のエリート馬を次々倒し、女性ファンを急増させた芦毛(あしげ)の怪物。奇跡の優勝と言われ、17万観衆からのオグリコールが鳴りやまなかった。泣きだすファンが大勢いた。2頭目は06年ディープインパクト。3冠馬7冠、国内13戦12勝2着1回の史上最強馬。3頭目が17年♪ま~つりだまつりだ♪北島三郎のキタサンブラック。7冠、賞金獲得歴代1位。だが武は「悔しい思い出の方が多いよ」と2着8回の無念さを口にする。名言はディープインパクト優勝の言葉から。(^o^)

<競馬・2018年12月20日掲載>