新田祐大(35=日本競輪選手会)が、脇本雄太との五輪代表対決を制して金メダルを獲得した。

今年に入り、同じナショナルチームの深谷知広による勉強会で、スプリントの戦術を細かに研究したという。新田は「深谷と勉強会をやったことが、自分の中では革新的だった。勝ちパターンだけでなく負けパターンも見るようになった。走り方は圧倒的に変わったと思う」と成長を実感していた。ブノワ・ヘッドコーチも「新田は自由に走れるようになってきた。五輪でも期待できる」と太鼓判を押した。

▽男子スプリント(1)新田祐大(日本競輪選手会)(2)脇本雄太(同)(3)深谷知広(同)(4)松井宏佑(同)(5)中野慎詞(早大)(9)山崎賢人(日本競輪選手会)(11)新山響平(同)