伏見工(京都)が青森北(青森)とのシーソーゲームを制し、1月1日の3回戦進出を決めた。

 前半3分、同22分、後半8分といずれも反則から自陣に攻め込まれ、FWのパワープレーでトライを奪われた。しかし、木村朋也(2年)河新太郎(3年)の両WTBとFB尾崎泰雅(2年)の快速バック3の切れ味を生かし、5トライを奪った。

 就任1年目の松林拓監督(48)は「FWの劣勢は想定内。そこで戦わないようにするゲームプランでした」とBKの決定力で勝負を決めた戦いを評価。一方で反則から失点を許したことについて「不用意なペナルティーが多かった」と修正点に挙げた。