東京五輪・パラリンピック組織委員会の室伏広治スポーツ局長(42)が「サーフィン文化」の五輪導入に積極的な姿勢をみせた。

 前日に会場入りした室伏局長は、競技だけでなく会場に併設されたステージや日本文化を紹介するコーナー、出店なども視察。決勝戦では、一般のファンに混じって波打ち際で日本選手の活躍を見守った。

 「競技だけでなく、音楽や伝統文化の紹介、いろいろな人が集まる空間。サーフィンの文化まで取り入れることは、我々の考えとも合致する」と室伏局長。波の状態次第で競技ができなくなるという特殊な競技事情も考慮し「ヨットなどと同じように、日程は長い目で見て余裕を持って組みたい」と話していた。