全日本柔道連盟は9日、来年の世界選手権代表第1次選考会となる講道館杯全日本体重別選手権(11、12日・千葉ポートアリーナ)に出場予定の選手のうち、女子78キロ超級で一昨年の全日本女王の田知本愛(ALSOK)が左肘関節尺側側副靱帯(じんたい)損傷で欠場すると発表した。6日の稽古で負傷し、3週間の加療を要する見込み。

 他に、左肘靱帯損傷で7日に手術を受けた男子66キロ級の高市賢悟(旭化成)、椎間板ヘルニアで全治2カ月かかる見込みの同81キロ級の渡辺勇人(了徳寺学園職)らも欠場する。