フィギュアスケート女子で平昌(ピョンチャン)五輪代表の坂本花織(17=シスメックス)が6日、名古屋市ガイシプラザで行われた「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」で新年の“初滑り”を披露した。

 エキシビションながら、ショートプログラム(SP)曲「月光」で本番さながらの演技。フリップ-トーループの連続3回転ジャンプを決めるなどノーミスで、スタンドを埋めた観衆の大きな拍手を受け取った。

 昨年12月の全日本選手権で2位に入り、初めての五輪代表に決定。シニア1年目で大きな成長を遂げている。演技前には「今年も勢いのある、いい1年になるように頑張ります」とファンへメッセージを送り、4大陸選手権(24~27日、台北)、その先の五輪へと歩みを進めた。