アメリカンフットボールの定期戦(6日)で日大選手に悪質な反則行為を受けた関学大が17日、兵庫・西宮市の同大学で2度目の記者会見を行った。

 鳥内秀晃監督(59)は「我々、日本大学は長い歴史の中で非常にいいライバル関係だった。あそこに勝負できるチームを作ろうと思ってやってきた。ああいう事件が起こると非常に残念。今回、こんな形で社会問題になってしまって残念です」と険しい表情で思いを語った。

 関学大は6日に都内で行われた日大との定期戦において、2年生QBが相手DLの意図的にも見える背後からのタックルを受けて負傷退場。全治3週間のけがを負った。悪質プレーや、試合後に内田正人監督が「うちは力がないから、厳しくプレッシャーをかけている。あれぐらいやっていかないと勝てない。やらせている私の責任」などとプレーを容認するような発言をしていたことに対し、その見解などを求めた抗議書を10日付で発送。15日夜に回答書を受け取った。