世界ランク6位の日本は同12位のトルコに1-3(17-25、23-25、25-13、11-25)で敗れ、4勝6敗となった。トルコは7勝3敗。

 日本は好調のトルコに対して先発メンバーにレシーブ力のある新鍋理沙(27=久光製薬)、瀬戸真実(26=日本協会)を起用した。しかし、立ち上がりからサーブ、スパイクのミスを連発。中盤から急成長中の黒後愛(19=東レ)を投入したが流れを変えられず、トルコにペースを握られたまま2セットを続けて失った。

 第3セットは奥村麻依(27=日本協会)のブロック、黒後、島村春世(26=NEC)らのスパイクが決まって奪い返したが、第4セットはサーブレシーブの乱れにスパイクミスが重なって失点。相手のブロックにも苦しんで大差をつけられて敗戦が決まった。

 ◆寺廻太強化委員長の話 今日は悪くなった時に連続して失点し、粘り強く戦えなかった点が反省点に挙げられる。もう1度しっかり再確認して、次の韓国戦に集中して臨みたい。

 ◆女子ネーションズリーグ 国際バレーボール連盟がワールドグランプリに代わる大会として今年新設。16カ国が世界各地で週に3試合ずつ5週にわたって総当たりの1次リーグを戦い、6月27日からの決勝ラウンドには開催国の中国と上位5カ国が出場し、優勝を争う。