女子団体総合決勝で、日本は合計160・262点の6位に終わり、3位までに与えられる20年東京オリンピック(五輪)団体の出場権獲得はならなかった。

3位中国との差は2・134点。東京五輪出場権まであとわずかだった。エース村上茉愛(22=日体大)は「この悔しさを晴らすために」と、日本女子3人目で自身初の個人総合、昨年金メダルに続く床運動でのメダルを狙う。7月末に右足首靱帯(じんたい)を部分断裂し、8月の全日本学生選手権を欠場。この大会に照準を合わせてきた。個人総合、床運動ともに五輪女王バイルスが立ちはだかるが、それぞれ3位、2位通過でメダルは射程圏内。「もちろん狙う」と笑顔で締めるつもりだ。