24年パリ・オリンピック(五輪)の追加種目候補にブレークダンスが決まった。

◆ブレークダンス 70年代に米国のストリートで人気になった若者文化がダンススポーツとして定着。「ブレイキン」と呼ばれる競技で、18年10月の夏季ユース五輪(ブエノスアイレス)で初採用された。試合は1対1や2対2で左右に分かれて、30~40秒の時間内に音楽に合わせて即興でダンスを披露し合う。立って踊る「トップロック」頭や肩など全身で跳ねたり回転する「パワームーブ」などステップやスピンの技の難度に加え、音楽との調和性や創造性などの要素が評価対象。日本は世界屈指の強豪国で、ストリートダンス愛好者は日本国内で100万人を超える。