フィギュアスケート女子で本田真凜(JAL)の妹紗来(さら、11=京都醍醐FSC)が26日、アドバンスド・ノービス女子で国際大会初優勝を果たしたチャレンジカップ(オランダ・ハーグ)から関西空港に帰国した。主な一問一答は以下の通り。

-お姉ちゃん2人(真凜、望結)から声掛けは

本田 紗来がなにも「1位だった」とか言わなくても、お姉ちゃんの方から「おめでとう」っていう言葉をかけてくれて、本当にすごくうれしかった。家族からもだし、学校の友達とか、スケートのお友達とかも、みんなが「おめでとう」っていうのを送ってきてくれて、本当に「応援してくれているみんながいるんだな。だから頑張れるんだな」っていう気持ちになりました。

-国際大会は2回目だが、違いは

本田 国内と海外っていうのは雰囲気とか、緊張感とか、氷も違う。でもこの前のアジアンオープン(18年8月、アジアトロフィー)でひとつ経験をしていたので「ちょっと慣れたかな」っていう感じはありました。海外の方が不安が大きくて「本当にちゃんとできるかな」っていう気持ちがあったんですけれど「前向きに思い切りできたかな」って思います。

-メダルを見返したりは

本田 アドバンスド・ノービスのチャレンジカップで真凜が優勝していたことがあったので、同じメダルで自分のものを持つことが出来て、本当にうれしいです。初めて海外の大会で金メダルっていうのを手にすることができた。日本のノービスの中から、女子は2人しか選ばれていないので「その中に入れて良かったな」っていう気持ち。悔しいところもあるんですけれど「出せることのほとんどは出せたかな」って思います。

-メダルは家で保管しているのか

本田 飾ってあって、紗来が(ノービス)Bの時の全日本ノービス(選手権)の金メダルは高いところに飾らせてもらって、紗来の初めての国際大会だった時(アジア・トロフィー)のも同じところに飾ってもらっています。

-海外はごはんや言葉も大変だと思うが

本田 ごはんはすごくおいしかったです。でもちょっと日本とは違う感じがあった。海外のみんなもすごく優しくて、練習でちょっと目が合った時とか、練習が終わった時に笑顔で見てくれたりとか「私の名前は●●だよ」って言ってくれることもあって、紗来もそれに(返事を)言って…。みんな優しくて、すごく楽しかったです。