世界7位の錦織圭(29=日清食品)が、全仏センターコートでの雪辱を果たした。15年準々決勝で敗れた08年全豪準優勝で同82位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)に4-6、6-4、6-4、6-4で逆転勝ち。5年連続で3回戦に進み、次戦では同32位のジェレ(セルビア)と対戦する。両者は初対戦。
錦織の主な一問一答は次の通り。
-第3セットの第3ゲーム。警告が2度で、自動的に相手のサーブが第2サーブになった。それをリターンエース。
錦織 思いっきり行った。大事なポイントだった。リスクを取ったが、ポジティブな結果が出た。
-1回戦よりいいプレーができていたが。
錦織 思い切り打てている。今週はいい練習ができていて、自信もある。調子はまあまあかな。
-地元の選手とセンターでやるのは。
錦織 やりやすくはない。すぐにヒートアップするので。ただ、昔、もっとひどいのを経験しているので。しょうがないと思っている。
-ツォンガとの対戦は。
錦織 他の選手より恐怖は感じる。あのフォアは強烈だし。また、フレンチという場所が、彼のレベルを引き上げていると思う。
-次の対戦は。
錦織 初めて(対戦する)。しぶとそうなイメージ。大きな武器はないが、サーブもストロークもいい。
◆全仏オープンは、WOWOWで5月26日~6月10日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。