東京五輪大会組織委員会は、近代五種のテスト内容を報道陣に公開した。16年リオデジャネイロ五輪では馬術から射撃&ランニングに場面転換する際、馬術で使う障害を全て撤去したが、今大会は15カ所中3カ所しか撤去せず、ランニングコースをつくった。

約1時間の短縮を図る東京五輪を想定した。12年ロンドン五輪女子代表の黒須成美さんは「会場で無駄な時間休んでいると疲労度を感じる。その時間が短くなることは選手にとって良いこと」と話した。東京大会では五輪史上初めて1会場で近代五種を実施する。