20年東京オリンピック(五輪)のテストイベントを兼ねる、重量挙げの日中韓友好大会が6日、東京国際フォーラムであった。五輪3大会連続メダルを狙う三宅宏実(33=いちご)は、5月の全日本選手権で右脚を負傷し、9月の世界選手権へ向けて、試技は避けた。

ただ選手紹介はステージに立ち、普段はコンサートなどに使用される五輪会場の雰囲気を味わい「1年後、この舞台に戻ってこられるように頑張りたい」と意欲を新たにした。

ウオーミングアップ場は、地下鉄・有楽町駅直結のコンコースから丸見えの所に。女子55キロ級3位だった八木かなえ(26=ALSOK)は「恥ずかしいというのもありますが、いろんな人に知ってもらえるチャンス」。事実、珍しそうに選手の姿を眺める人も多数。千葉・浦安市の50代女性は「セカンドチャンスで応募してみようかなと思いました」。以前は競技をあまり知らなかったそうだが、チケット購入も考えていた。