世界ランク5位の張本智和(16=木下グループ)が同110位で中国の新鋭、趙子豪(22)を4-2で破り、今季初優勝を飾った。

同ツアー男子シングルスで今季、中国選手以外が優勝したのは初めて。

張本は優勝インタビューで「今年は僕にとってあまり良い年ではなかった。悔しい思いをしながら、練習を頑張ってきて、やっと良い結果が出た」と語った。

ポイントに挙げたのは第5ゲーム。ジュースの末、13-15で落とした。しかし第6ゲームでは11-4で勝利をものにした。「5ゲーム目、マッチポイントを取りながら取られて、それでも6ゲーム目を立て直して取ることができた。メンタルが強くなったと思う」と話した。