20年東京大会組織委員会の森喜朗会長(82)が「サーフィン愛」をみせた。

東京オリンピック(五輪)予選を兼ねるサーフィンのワールドゲームズは7日、宮崎・木崎浜海岸で開幕。森会長は併催するサーフィンフェスティバルを見た後、初めて競技も視察して「スケートボードやクライミングと同じ。する人も見る人も若いのがいい」と、五輪に新たな価値を生む新競技を評価した。

今大会は選手と観客の導線を分けるなど、運営面も五輪仕様。過去最多の55カ国が参加し、世界最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)ランカーが初めてズラリと揃った。フェスを手がけたのは、横浜・赤レンガ倉庫に2日間で12万人を集めたイベント製作会社の「グリーンルーム」。森会長は「すごいね。よく分からないけど、思い切ってやったらいい」と、五輪史上初の「競技とのコラボフェス」に期待していた。