自動車のスーパーGT第6戦は8日、大分県のオートポリス(1周4・674キロ)で決勝が行われ、GT500クラスはヘイキ・コバライネン、中山雄一組(DENSO KOBELCO SARD LC500)が優勝を飾った。

途中から雨が一部の区間だけ降ったりする不安定な天候の中、早めに雨用タイヤに切り替えたことが功を奏した。公式予選5位からの栄冠に元F1ドライバーのコバライネンは「目まぐるしく変わって難しいコンディションだった。本当にうれしい1勝」と喜んだ。

GT300クラスは、吉本大樹、宮田莉朋組(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が公式予選12位からの大逆転で優勝を果たした。驚異の追い上げを見せた吉本は「天候とか運とかすべての部分がはまって、勝てるときはこんな風に勝てるんだなと」と優勝をかみしめた。