バスケットボール男子Bリーグ、A東京は17日、東京都内で記者会見を開き、日本代表主将でスモールフォワードの馬場雄大(23)が、NBAのダラス・マーベリックスから入団に向けての正式オファーを受けたと発表した。

今後詳細を詰め、近日中に契約を結ぶ見通し。馬場は「夢だったNBAでプレーするという、夢の第1歩を始められる。わくわくしている」と心境を語った。馬場は18日に渡米する予定。

NBAでプレーした日本人は過去2人。2004年に田臥勇太(現Bリーグ宇都宮)がサンズでプレーし、昨年11月にはグリズリーズの渡辺雄太がデビューした。今年7月には馬場と同郷の八村塁がNBAウィザーズから日本人初のドラフト1巡目指名(全体9位)を受けた。

馬場は今年7月、マーベリックスに招待され若手の登竜門サマーリーグに参加。本場のレベルの高さを体感しながら、攻守でアピールしていた。

今月に中国で行われたワールドカップでは主将を務め、米国戦では18得点を挙げるなど奮闘。帰国後は海外チームとの移籍交渉により、14日から3日間行われたプレシーズン大会のアーリーカップを欠場していた。