ノルディックスキー・ジャンプ男子の昨季W杯総合覇者、小林陵侑(23=土屋ホーム)が31日、札幌市内でW杯札幌大会(大倉山ジャンプ競技場)に向けた会見に臨み「地元でビッグジャンプを見せられたらうれしい」と意気込んだ。

W杯は今季3勝で通算16勝。同じ所属先の葛西紀明(47)が持つ日本男子歴代最多まであと1勝に迫る。「札幌で監督(葛西)を超えられたらうれしいけど、50何勝もしている人もいるので、積み重ねていけたらいい」と、シュリーレンツァウアー(オーストリア)が持つ男子歴代最多53勝を見据えた。

総合14位で日本勢2番手につける佐藤幸椰(24=雪印メグミルク)は「日本チームとして2日間いいジャンプを見せられるように、2日間表彰台に上がれるように、チーム一丸となって戦いたい」と話した。

大会は31日に予選が行われ、2月1、2日に個人第17、18戦が行われる。