ショートプログラム(SP)首位の紀平梨花(17=関大KFSC)がフリートップの151・16点を記録し、合計232・34点で2連覇を果たした。

樋口新葉(19=明大)が合計207・46点の4位、坂本花織(19=シスメックス)が202・79点の5位となった。

合計223・23点で2位の劉永(ユ・ヨン、15=韓国)、同222・97点で3位のブレイディ・テネル(22=米国)と出席した記者会見。紀平の主な一問一答は以下の通り。

-優勝を振り返って

紀平 フリーで1つ目のアクセルがシングル(1回転半)になってしまって、すごく焦ったけれど、後半に構成を大幅に変更して、リカバリーがうまくいったのが良かったなと思います。

-4大陸選手権を2連覇

紀平 今回も2度目の優勝は狙っていたものだったので、狙って優勝することができて、ショート(プログラム)、フリー共に課題と収穫がすごくあった大会だったので、良かったと思います。

-成功にはどういった性格が原動力になっているのか

紀平 性格…ですか(笑い)。そうですね…。結構何事もポジティブにとらえるようにしていて、何か不安があっても、自分に与えられた試練だと思って。それを(成功につなげられるか)試されていると思って「どんな試練でも絶対に諦めずに乗り越える」って思いながら、過ごしているからかなと思います。

-これからの計画は

紀平 帰ってすぐにまた練習して。試合も続くので、トリプルアクセルの安定感とか、スケート靴をまた作り始めて、合うものを世界選手権に持って行けるようにしたい。4回転、スピン、ステップ…とたくさんやることがある。練習が休みっていうことはないと思います。