ショートプログラム(SP)5位の鍵山優真(16=星槎国際高横浜)がフリー189・00点を記録し、自己ベストの合計270・61点で3位となった。

ジュニアを主戦場とし、シニアの主要国際大会デビューの16歳が大躍進した。フリーは冒頭の4回転-2回転の連続トーループを流れるように着氷。2本目の4回転トーループも決めきった。終盤のトリプルアクセル(3回転半)こそ着氷が乱れたが、得点が発表されると拍手して喜んだ。

「すごい大舞台でこれだけのことができて、自分の自信になった。(自己採点は100点満点で)ショートは95点。フリーは85点。このメンバーに入って戦えるのが楽しくて、自分の演技に集中して、いい演技ができました」

3月には世界ジュニア選手権がエストニアで行われる。シニアの舞台で貴重な経験を積み「世界ジュニアでは、この大会よりも、もっといい演技ができるように頑張りたい」と誓った。