明大が、サッカーのPK戦にあたるシュートアウト(SO)を4-2で制して、悲願の“銅メダル”だ。一進一退の攻防が続いたものの、終盤は押され気味。2-2で突入したSOでは、GK野井辰真(4年)が好セーブを連発。いきなり1人目を止めて、4人目は高めのシュートをスティックではじき飛ばした。最後の5人目を待たずに、4-2で決着となった。

昨年の3位決定戦と同じカードで、昨年は4位だった。キャプテンの鵜飼聡太(4年)は「最後、僕が打つ前に、野井が止めてくれました。うまいGKなんです。練習の成果を発揮してくれました」と感謝。3位については「前半から、僕たちの『つなぐホッケー』をやろうと、前から前から攻めて、自分たちのペースでできたのが良かった。去年が4位で、1つ格上げできたかな。去年も福井工大に夏の王座(全日本大学王座決定戦)とインカレで2連敗していて、1回も勝ったことなかったので、今年こそ勝つぞとリベンジの気持ち強かったんです。悲願の3位です」と喜びを表現した。