フィギュアスケートのアイスダンス男子で2月の4大陸選手権代表のティム・コレト(29)が日本国籍を取得した。

19日に自身のツイッターを更新し、「皆様、重要なお知らせがあります! 今日帰化を許可されました。日本国籍を取得出来た事をとても光栄に思っています。最初から今まで、辛い時も、幸せな時も自分達を応援して頂き、ありがとうございます」(原文まま)などと記した。これで、パートナーの小松原美里(28)と組んでの北京オリンピック(五輪)日本代表の道が開けた。

日本名は「小松原尊(たける)」になる。小松原の母が考えた名前で、日本武尊(やまとたける)の「たける」から取り、「尊い」という意味も入ることで本人も気に入ったという。

コレトは米国出身。これまで韓国、ノルウェー代表などで国際大会を戦ってきた。16年から小松原とカップルを結成し、17年に結婚した。全日本選手権は18、19年と2連覇、19年には世界選手権に出場した。