日本フェンシング協会(FJE)が6日午前10時から、日本代表のワンマッチ「SUNDAY CUP」を配信する。会場は東京・北区のナショナルトレーニングセンター(NTC)イースト、フェンシング場。国際大会の決勝仕様の照明が設置された。

【第1試合】午前10時(以降すべて予定)

男子フルーレ

永野雄大(中大)-鈴村健太(法大)

【第2試合】午前10時25分

男子エペ

見延和靖(ネクサス)-古俣聖(本間組)

【第3試合】午前10時50分

男子フルーレ

敷根崇裕(ネクサス)-飯村一輝(京都・龍谷大平安高)

【第4試合】午前11時15分

男子エペ

山田優(自衛隊)-加納虹輝(JAL)

9月の全日本選手権には出場しなかった、東京五輪代表確実の山田が登場。男子フルーレ代表のキャプテン松山恭助(JTB)が「腰の状態が良くない」ため欠場し、代わって高校2年生の飯村が出場する。敷根とは全日本以来の再戦となった。

開催の背景について、日本協会は「9月に全日本選手権を実施しましたが、選手たちから『試合と練習は違う』『緊張して体が震えた』など、競技大会が実施されないことによる弊害を伝える声が多く聞かれました」。国際大会は2021年1月までの中止が決定されており、2月以降も未定な状況。新型コロナウイルス禍の中で「大会」を実施するのは負担が大きいため「今回試験的に、ではありますが、ナショナルチームで行われる試合を公開して放映することを考えました」としている。

各種目、来年3月に実施が見込まれる東京五輪の出場権選考レースの最終戦に向かい「競技大会と同様の緊張感を持った、競技機会の場が提供されることが期待されます」とも追記。強化本部が主導し、ワンマッチ形式で設定した。【木下淳】

<配信URL>

https://youtu.be/FxjyT15xUEc

女子エペ代表の佐藤希望(大垣共立銀行)と男子フルーレ代表の西藤俊哉(長野クラブ)が解説する。