昨年の男子シングルス王者が高校生に敗れ初戦で姿を消した。宇田幸矢(19=明大)が3-4で鈴木笙(静岡学園高2年)に敗戦。昨年の決勝では東京五輪代表の張本智和(17=木下グループ)に勝利し、初優勝を飾っていた。

前回王者のプレッシャーについて「試合前はなかったが、試合中に緊張した」と述べた。

所属の明大は前日38度の発熱者が出たため、この日、濃厚接触の疑いがある3人が棄権していた。宇田は「もしかしたら僕が濃厚接触者となっていたかもしれない。今日の朝までこの試合に出られるか分からない中で準備していた」と語った。