国民体育大会冬季大会のフィギュアスケートは29日、成年女子ショートプログラム(SP)が行われる。

3月の世界選手権(ストックホルム)代表で兵庫の坂本花織(20)は会場の名古屋市ガイシプラザで、午前8時15分からの公式練習に参加。SP「バッハ・ア・ラ・ジャズ」をかけての通しで、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転ルッツを着氷させた。演技後半の連続ジャンプは3回転フリップの着氷が乱れたが、間を置いて3回転トーループをつけた。

東京代表として出場する樋口新葉(20)はルッツ-トーループの連続3回転ジャンプなど、念入りに調整した。

成年女子SPは午前10時40分から行われる。樋口は最終組の25番滑走で午後1時32分、坂本は続く26番滑走で同1時37分からの演技を予定している。