本日は「バテガツオ」…。男子200メートル自由形は19年世界選手権銀メダルの松元克央(23=セントラルスポーツ)が、1分46秒82で優勝した。

1月の北島康介杯で日本記録1分45秒13を出したばかり。現在も負荷の高い練習を継続しており「100メートルのターンからいつもよりきつくて。今日はばてばてだったので『バテガツオ』です」と苦笑い。それでも「このタイムで自信がなくなるわけじゃない。それだけ練習が積めている証拠」と口にした。

本命種目は、これが4月の日本選手権前ラストレースとなった。同選手権での目標は日本新の1分44秒台突入。「すごく順調にトレーニングができている。日本記録を超えたい」。鈴木コーチも「前半のスピードは上がる。前半の100メートルを50秒5台で入れば、1分44秒前半にいける」。同コーチは、100メートルバタフライで五輪に挑戦する方針も示した。【益田一弘】