競泳女子の池江璃花子(20=ルネサンス)が8日、自身のSNSを更新した。右肘骨折を明かした女子100メートルバタフライ世界記録保持者サラ・ショーストロム(27=スウェーデン)に向けて「ネバーギブアップ!サラ!」と英語でメッセージを掲載。「骨折してしまった彼女の気持ちは、ものすごくよくわかります。今度は私が彼女にパワーを与えたいです」とした。

ショーストロムは7日に自身のSNSで右肘を固定した写真とともに「昨日、私は氷の上でひどく滑って地面に倒れて肘を折った。非常にくだらないタイミングで荒廃した気持ちになった」と報告。続けて「同時に私はこれまで以上に強くなって戻ってくることを決意し、やる気を起こしている。私はけがをした後に元気に戻ってくるアスリートを見てきた」としていた。

池江にとって、ショーストロムは目指すべき存在で18年秋に合同練習を行った経験もある。また白血病を公表した19年には、世界選手権の表彰式後にショーストロムらが「ネバーギブアップ」「イケエ」「リカコ」と手のひらに英語で書いて、メッセージを送っている。