パナソニックが日野に快勝し、開幕2連勝とした。

前半は日野の攻撃に耐えて15-5で折り返すと、後半にギアを上げた。熊谷市出身で今季初先発したSO山沢拓也(26)が、変幻自在の攻撃を披露。後半14分には相手裏にキックし、ボールを自ら拾ってトライ。さらに同16分にもキックを起点に連続トライを決めるなどゴールと合わせて計23得点を稼いだ。

パナソニックは後半にフッカー堀江翔太(35)やSO松田力也(26)ら19年W杯日本代表を続々と投入し、後半だけで7トライを奪って相手を突き放した。

山沢は「後半は難しいことを考えずにプレーした。相手の疲れもあったので、プレッシャーを与えながら自分たちのラグビーができた」と振り返った。

2試合連続で先発予定だったWTB福岡堅樹(28)は、対面した知人の体調不良により大事を取ってメンバーから外れた。福岡は20日の開幕戦後、自身のツイッターで順大医学部に合格したことを発表していた。