女子テニスで世界2位の大坂なおみ(23=日清食品)が日本の女子アスリートの支援を行う。

大坂とナイキ、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団の3団体が共同で立ち上げた「プレー・アカデミーwith大坂なおみ」が8日、東京を拠点とする「公益財団法人YMCA同盟」と「一般財団法人なでしこケア」、「流通経済大学」の3つのプログラムを助成対象として決定したと発表した。

アカデミーは20年8月に設立され、スポーツの力で女子の活躍の場を広げることを目指す。3団体はアカデミーが目標達成に向けて活動する中で、助成先パートナーの第1弾となる。さまざまなスポーツを通じてユニークなプログラムを提供しているだけでなく、男女の平等に貢献する活動の一環として、女子の将来の学業や仕事での成功を願い、リーダーシップやライフスキルのトレーニングやワークショップを開催していることが助成の理由とされた。

大坂のコメントは以下。

「プレー・アカデミーは女子にスポーツがもたらすポジティブな影響を経験してもらう機会を提供するために作られました。3つのプログラムが今回私たちの最初の仲間になることをとてもうれしく思っています。スポーツは私の人生の中で非常に重要な役割を担ってきました。そのため、プレー・アカデミーを通じて、より多くの女の子がスポーツを楽しみ、自信や自尊心、リーダーシップを身につける機会を得られることを誇りに思います」。