東京五輪で卓球女子代表の伊藤美誠(20=スターツ)が14日、今年初の国際大会を終え帰国した。

カタール・ドーハで行われたWTT中東シリーズのシングルスで2大会連続優勝。伊藤は「絶好調ではなかったが1試合ごと、1日ごと力を出し切って優勝までいけた」と納得の表情だった。今大会は世界トップの中国勢が出場しなかった。新型コロナウイルスの感染状況次第では五輪本番まで中国勢と対戦しない可能性もあるが「いきなり本番でも大丈夫という自信がある」と言い切った。国際卓球連盟(ITTF)は五輪までの国際大会について5月に中国で2大会、6月にハンガリーで1大会を実施する考えだが、伊藤は「まだ出場するかを決めていない。しっかり話し合って決めたい」と話した。