フィギュアスケート男子で世界選手権4位となった宇野昌磨(23=トヨタ自動車)が30日、開催地スウェーデン・ストックホルムから羽田空港に帰国した。入国前に行われた新型コロナウイルスの抗原検査は陰性。午前9時ごろに専用車両に乗り込み、隔離のためのホテルに向かった。

宇野はショートプログラム(SP)で6位。フリーは全体3位と巻き返し、順位を上げた。フリーから一夜明けた28日のオンライン取材では「これを悔やむ権利はない。『悔しい』と言ったらただの高望み。できる最大限でこの結果です。4位という順位は決していいものではないと思うんですけど、僕はもっと順位よりスケーターとして、競技者として来年以降、今回できなかった成長の源にしたい」と前を向いていた。