6カ国対抗で2年に1度開催される団体戦の日程初日を迎え、アイスダンスから公式練習が始まった。

日本代表の小松原美里(28)小松原尊(29=ともに倉敷FSC)組が登場し、曲かけではリズムダンス(RD)の「ドリームガールズ」を確認した。

小松原組はカナダのキャロラーヌ・シソーズ、シェーン・フィラス組、イタリアのシャルレーヌ・ギニャール、マルコ・ファブリ組とともにステップや氷の感触をチェックした。

5日には、大会中継局のテレビ朝日を通じて意気込みを披露。美里は「元気でベスト」と、尊は「みんなで一緒に練習の成果を発揮して笑顔で終えたいです」とテーマを掲げた。

3月の世界選手権(ストックホルム)は19位。22年北京オリンピック(五輪)の国・地域別出場枠「1」を獲得していた。

国別対抗には男子の羽生結弦(ANA)と宇野昌磨(トヨタ自動車)、女子の紀平梨花(トヨタ自動車)と坂本花織(シスメックス)、ペアの三浦璃来、木原龍一組(ともに木下グループ)と出場。2大会4年ぶり3度目の優勝を目指す。【木下淳】