日本スケート連盟(JSF)は23日、都内とオンラインで理事会を開き、強化選手への新型コロナウイルスワクチン接種を進めていくことを報告した。

フィギュアスケートの特別強化選手である男子の羽生結弦、宇野昌磨、鍵山優真、女子の紀平梨花、坂本花織、宮原知子らを筆頭とする強化選手やコーチら強化スタッフ、国際審判員、さらにはトレーナーや科学スタッフなど選手と接触頻度の高い人が対象となる。

国際大会に出場するための感染症予防策で、ワクチンは強制ではなく希望者に接種されるもの。人によっては居住地で接種する可能性もあり、現在、対象者にアンケートを取っている最中という。同時に連盟では接種場所や打ち手の確保を進めており、新シーズンが始まる前に打ち終える方向で調整している。