東京オリンピック(五輪)の柔道で日本史上初の「兄妹同日金メダル」を達成した男子66キロ級の阿部一二三(24=パーク24)と阿部詩(21=日体大)が、2日放送のTBS系「櫻井・有吉THE夜会」に出演した。兄の一二三は五輪独特の緊張感を実感を込めて語り、妹の詩は3年後のパリ、その先の人生プランを披露した。

2人とも大会ではゴールデン方式の延長戦を経験した。一二三は「オリンピックのゴールデンスコアは初戦で経験したんですけど、異次元」とし、「緊張感やプレッシャーはヤバいってかんじでした」と話した。 詩が決勝でライバルのブシャール(フランス)を相手に延長戦にもつれた試合に触れ、兄は「妹の試合見ていたら、こっちもドキドキして。準備しなきゃいけないのに映像見てヤバいヤバいと(汗)」と落ち着かなかったと振り返った。

そんな妹は24年パリ五輪で連覇を目指してさらなる高みを目指す中、将来についても既に思い描いている。18歳の頃から抱いた「25歳で結婚」という夢をかなえ幸せな家庭を持ちたいと笑顔いっぱいに語っていた。