順大が筑波大との熱戦を3-2で制し、11年ぶりに決勝に進んだ。

前日に東京オリンピック(五輪)代表の高橋藍を擁する日体大を破った勢いそのままに、攻勢を仕掛けた。リベロの高橋和幸を中心とした粘り強いディフェンスから流れをつかみ、岡本捷吾や染野輝らスパイカー陣が決めきった。飯塚初義監督は「4年生の高橋や岡本を中心に苦しいときでもやってきたことができるチームになっている」と最上級生を中心にまとまってきたチームをたたえた。

決勝戦の相手は5連覇を狙う早大。指揮官は「技術、スキルなど全てにおいて早大が上だが、胸を借りるつもり勝ちにいきたい」と話していた。